大仏宗宣
北条 宗宣(ほうじょう むねのぶ、1259年~1312年)は、鎌倉時代後期の武将、御家人、北条氏一門。鎌倉幕府第11代執権。
大仏流北条宣時の子で、大仏宗宣(おさらぎ ―)とも呼ばれる。
主な活動内容・人物についての詳細は
を参照のこと。
以下、本稿では名乗りに関する内容を記す。
細川重男氏の研究によれば、生年は正元元(1259)年である*1。 従って、紺戸淳氏の考証方法*2に従うと元服の年次は1268~1273年頃と推定できる。
「宗宣」の名乗りは、「宣」が父・宣時からの継字であるのに対し、一方の「宗」は烏帽子親からの一字拝領と考えられる。言うまでもなく、当時の得宗(第8代執権)・北条時宗からの偏諱であろう。
以降「宗宣―貞宗(のち維貞)―高宣」は「時宗―貞時―高時」と代々得宗と烏帽子親子関係を結ぶこととなった*3。
(参考記事:宗宣以降の大仏流当主)
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