名越朝時
北条 朝時(ほうじょう ともとき、1194年~1245年)は、鎌倉時代前期の武将、御家人。鎌倉幕府第2代執権・北条義時の次男。名越流北条氏の祖で名越朝時(なごえ ー)とも呼ばれる。
記載は、相州(相模守)=執権・北条義時の次男(13) が御所に於いて元服したという、実に簡素なものであるが、ここでいう「御所」は幕府御所で良いだろう*2。当然ながら、当時の将軍・源実朝が立ち会っていたことは想像の範囲内であり、「朝時」と名乗っていることから、その偏諱「朝」が許されたものと考えられる。実朝自らが加冠役を務めて名前の一字を下賜したのであろう*3。
但し、後にこの源実朝の勘気を蒙ることとなり一時謹慎処分を受けている。
以降の生涯・活動内容についての詳細や経歴については
● 新訂増補「鎌倉政権上級職員表」 その18-名越朝時 | 日本中世史を楽しむ♪
を参照のこと。