長井泰秀
長井 泰秀(ながい やすひで、1212年~1254年)は、鎌倉時代中期の御家人、幕府官僚。大江泰秀(おおえ ー)とも呼ばれる。
この史料により、建長5(1253)年12月21日(西暦では1254年1月11日)に泰秀が42歳(数え年、以下同様)で亡くなったことが分かる。他にも『関東評定衆伝』などで同様の記載が確認でき*1、逆算すると建暦2(1212)年生まれとなる。
この生年に基づくと、元服は通常10~15歳で行われることが多かったので、泰秀はおよそ1221~1225年の間に元服したと推定され*2、貞応3(1224)年に執権職を継いだ北条泰時*3を烏帽子親としてその偏諱「泰」を賜ったと考えられている*4。
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